侘助と玉兎

2018.01.17 Wednesday 19:46
0

    JUGEMテーマ:こころ

     

    樹氷照らす 朝の陽に

    恋を告げよと 云われても

     

    君が心は 何処やら

    君と結べる 糸あれば

    どんな術でも 使えたし

     

    されどそれも 解らずに

    ただひたすら 君想い 

    うなじにかかりたる 髪にさえ

    邪魔者だと 掻きやりたし

     

    盃に映る月夜にさえ

    愛しき君を 攫うなよと

    吞み干すは 我思いの侘しさよ

     

    綺麗に描く 万華鏡  

    そっと手を添え 

    廻していれば いつしか君への

    恋の糸口 見ゆるかな

     

    胸に募る 想い溢れ

    君の名を 冬空の下

    白き窓に 書きたりし

     

    寒き庭へ出て見れば

    雪乗せた 強き春の木

     

    白き雪の間から

    鮮やかな 緑の葉

    白侘助と紅玉兎 

    椿の恋の物語として

    我心

    君に告げれば

    結べる糸も 在りしかな


    category:手紙 | by:優菜笑comments(0)trackbacks(0)
    Comment








       
    Trackback
    この記事のトラックバックURL